【文スト夢・解説】『後編』イマジナリーライクザジャスティス

作成した動画の解説その2です

⚠️注意書き⚠️

【引用】
『IMAGINARY LIKE THE JUSTICE』
2012年リリース
ナナホシ音楽団
2番より歌詞を引用

【引用のルール:参考元】
※歌詞の引用は適切なルールに則って行なっています※

低異能力者の憂鬱スタート
↓
低異能力者の憂鬱後

まあまあ連携が取れるようになった模様

足立→「家族を奪われたにも関わらず、警察は助けに来られなかった。正義なんてない」

鴎外→「正義によって行われる救済もあれば、正義によって行われる残虐もある」

足立が思うほど正義が美しいものではないとわかっているため、鴎外の笑顔は曇っている。

「ああ、正義の神よ！私がここで見たような
前代未聞の責め苦を誰がこれほど集め得ようか？なぜ人間の罪は人間をかくも破滅させるのか？」
↑ダンテの「神曲」の一節です。

鴎外の「即興詩人」でも引用されているため、ここで使いました。昔の人の書く文章はエモいぜ。

0.1秒の人「緒方収二郎」さん。足立を育てた養父にして、鴎外の大親友です。

森鴎外の「雁」で語られる「岡田」のモデルで、大学時代は同じ下宿で仲が良い友人同士でした。(知り合ったキッカケが、漢文で書かれたムフフ本「金瓶梅」の貸し借りだったのは伝説)。

史実でも鴎外は緒方家の権威が、昇進の妨げになるため、軍医になっていた緒方家の人間と政権闘争をくろひろげて叩き落とした記録が残っています。

しかし鴎外は、友人の収二郎だけはそうした争いに巻き込みたくなかったため、「君は軍医にならないで、緒方医院と適塾を継ぎなさい」と伝えていた手紙のやり取りが残っています。


夢小説だと、収二郎が前首領の孫を拾ってしまったがばかりに、町医者になって権力闘争から無縁になったはずの彼らの家族を虐殺しなくてはならない結果になっております。。。
(殺すつもりがなく、脅して逃すために投げた石が、雁の命を奪った「雁」のストーリーから則りました)

しかし収二郎は鴎外の虐殺に対して、マフィアの首領の座に収まる件についてどう思っていたかというとあんな感じなのであります。

→ちなみにですが、緒方洪庵(収二郎の父)がひらいた「適塾」には福沢諭吉が通っていたことでも有名ですね。
鴎外と福沢社長の繋がりにはさまっている「緒方」家ェ…

正義の味方は「悪」が蔓延る世の中を許さないんじゃ！！！！の勢いです。
最多の集合絵でした。描くのが初めましてな方が多かったです。

ドストエフスキーorフィッツジェラルドで悩みながら描いていました。しかしドス君を描くとなると、鴎外の黒とイメージが被る&悪のイメージが強すぎるといったことから、ギルドが真上に収まることに。

ステンドグラス風に描きたい人生だった。

ここは夏目漱石だろぉおおお！！！！！！
の勢いです。

猫のフォルムは友人宅の14歳猫を参考にさせていただきました。太々しくて良い猫です。

『神話』＝先代首領です。
恨み恨まれる怨嗟の時代は終わったんだぜ
的な…ノリでこう…フィーリングしていただきたい場面。

中也の影響を受けて、派手なモーションで切り掛かっちゃう暗殺者。
すごく切迫して隠密行動云々を言ってる暇がなくなると、中也イズムを発揮して荒々しくなる足立君です。

「文豪」ストレイドックスだから、原稿用紙とか本とか出したいなと思ってたのに、芥川が持ってるアレしか出てきていないことに気がついて急遽入れたシーンです。

いつのまにか蜘蛛の糸風味になっていた。

簪の形状です。正しくはこんな感じ。

全く同じ体勢の、前と後ろ違い。
「血は継いでるけど、根本的に目指している方向が違う」孫祖父。

おまけ:喋る足立に使った絵

ここまで見てくださってありがとうございました！！！！！！！